当院のCTは16列で,今では標準的な機械ですが,3方向から画像を検討できたり,立体的に見えたり(3D) 非常に機能がアップしました.
肺癌は増加しており, がんの死因の第1位となっています.
これは,肺癌が全身に転移しやすいことが一因です. "肺癌で死なない"ためには,早期発見が非常に重要なのです.
日本では昔から普通のレントゲン撮影による検診が行われてきました.しかし,残念ながら専門家がみても見つけられないがんが少なからずあります. とくに現在増加している, "腺癌"の初期は普通のレントゲン写真では写りません. しかしCTではしばしば写ります. そんな段階で見つければ,かなり確実に治ります.
アメリカではCT検診の方が普通のレントゲン写真をもちいた検診より、肺癌で亡くなる数を減らしたという報告が出ました.今後,ますます重要性が増すと考えられています.
肺癌を1cmで見つければ,治る確率がかなり高くなります. CT検診をしましょう!!
被爆を減らすため,低線量で行っています
ふつうのレントゲンでは非常にわかりにくい影です
CTでは,はっきりわかります
☎ 25-6600